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2026/03/26

制御盤製造の流れ~設計編~

制御盤製作において、お客様の要求を具体的な製品として実現するための土台となる制御盤の設計について、仕様確認からお客様の承認を得るまでの詳細な手順を解説します。

制御盤製作の流れ(設計編)

制御盤製作における「設計編」は、大きく「仕様の確認と基本設計」「詳細設計と図面作成」「お客様承認」のフェーズに分けられます。

①仕様の確認

設計工程は、まず営業部門と共同で「仕様の確認」から始まります 。

制御盤用途、動作、規格、使用環境等について、お客様からの入手仕様に基づき製品仕様を確認します 。必要に応じて、お客様との詳細な打ち合わせを行います。 

②単線接続図の作成 

制御盤内の接続を簡単に単線で示した接続図を作成します 。この図面は、制御盤内の接続がわかりやすく確認できることを目的としています 。制御盤の外部機器との接続を示す場合もあります。

③外形図の作成 

制御盤製造の流れ~設計編~ | 逢鹿パーツ工業株式会社

制御盤の物理的な構造を定義する図面です 。外観を第三角法(正面図、上平面図、側面図)で示します 。3次元CADを用いて作図したものを2次元に変換して作成されます 。外形寸法の他、外部ケーブルの引込みピット、底面の基礎ボルト用穴寸法、列盤とした場合の連結ボルト穴寸法等を示します 。筐体については市販標準筐体またはカスタム筐体どちらを適用するかを検討します。

④お客様確認打合せ 

作成した単線接続図、外形図を基に、お客様の要求仕様との間に相違がないかを確認するための打ち合わせを実施します 。

⑤展開接続図の作成 

制御盤製造の流れ~設計編~ | 逢鹿パーツ工業株式会社

この図面は、盤内の配線作業に直結する非常に重要な設計図です 。単線接続図を基に、全ての電線接続を示します 。全ての電線型式、線径、色、線番号の他、部品情報も詳細に記載されます 。

⑥内部部品配置図の作成 

制御盤製造の流れ~設計編~ | 逢鹿パーツ工業株式会社

制御盤内部の部品配置を具体的に示す図面です 。特にノイズや放熱を考慮し、ブレーカや電源装置、トランス等の部品と、PLC等のモジュールの配置を構造CADを用いて作図します 。

⑦端子台配列図の作成 

制御盤製造の流れ~設計編~ | 逢鹿パーツ工業株式会社

制御盤内に実装されている端子台の配列と、それらに接続する外部ケーブルの名称を示した図面を作成します 。

⑧筐体構造の詳細設計 

筐体の具体的な構造設計を進めます 。市販標準筐体を適用する場合は、盤内金具類の設計を行います 。カスタム筐体の場合、フレームやドア、パッキン類の設計を行います 。3次元CADを用いることで、強度解析や重心解析の他、後工程の部品図作成の工数削減にも繋がります 。

⑨部品表の作成 

制御盤製造の流れ~設計編~ | 逢鹿パーツ工業株式会社

制御盤を製作する上で必要な全ての部品の品名、型式、仕様等を記載したリストを作成します 。自社手配コードや図面番号も記載されます 。

⑩お客様承認手続き 

設計が完了し、製造に進む前に、お客様に設計内容を承認していただく手続きです 。単線接続図、外形図、展開接続図、内部部品配置図、端子台配列図を発行し、お客様からのご承認を頂きます 。お客様により要求される図面は異なります 。

⑪板金図、部品図作成 

製造のために必要な詳細な図面を作成します 。寸法や溶接指示の他、表面処理、材質等を図面に示します 。

⑫ ハーネス図作成 

制御盤内機器や使用用途により、定期交換が想定される場合、コネクタtoコネクタ等のワイヤーハーネス化を行うことがあります 。ハーネス図には、使用コネクタや電線仕様、コネクタ間の接続情報が示されます 。

制御盤の設計・製造なら逢鹿パーツ工業にお任せください!

今回は、制御盤製作における設計手順についてお伝えいたしました。逢鹿パーツ工業では、回路設計、配線・基板設計、構造・機構設計までを社内で一貫して対応し、低ノイズ、高放熱、小型化を実現する設計提案を実施します。高品質な制御盤を設計するためには、細部にまで配慮した設計が欠かせません。各ポイントをしっかりと検討することが、信頼性の高い制御盤づくりにつながります。

制御盤の設計・製造先を探しているという方はお気軽にご相談ください。

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