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2026/02/06

信頼性を担保する基板検査治具設計のポイント

ファンクションチェッカーを用いて行う「ファンクションテスト(機能検査)」は、プリント基板の入出力動作が正常かを確認する重要な工程です。 インサーキット検査では検知しにくいLEDの点灯やスイッチの動作、電子部品個々の機能検査に優れており、予め定められた電圧・電流を回路へ印加することで、実装や機能に問題がないかを実動作レベルで検証します。

本コラムでは、基板検査治具の中でも当社が得意とする「ファンクションチェッカー」について、信頼性を担保するために設計段階で重視している3つのポイントをご紹介します。

ポイント①:被検査基板を損傷させない設計を行う

ファンクションチェッカーの設計において特に重要なのは、検査対象となる基板を傷つけない、壊さないことです。そのためには、対象基板の「電気的特性」と「物理的構造」を深く理解する必要があります。 当社ではお客様と綿密な打ち合わせを行い、以下の要件を確実に把握した上で設計を進めます。

・被検査基板電子回路

電子回路図から接続情報、部品定格等の詳細を把握し、誤配線及び定格異常等が無き様、細心の注意を払い設計を行います。

・被検査基板製作仕様

基板製作データから、部品位置情報や配線パターンやランド

の位置、形状情報を把握し、仕様に合ったチェッカー構造設計並びに接触プローブ等の選定を行います。

ポイント②:量産ラインを止めない「信頼性」の確保

ファンクションチェッカーは、量産被検査基板に対し複数台で行う場合もあれば、1台で検
査を行う事もあります。もしファンクションチェッカーが故障し正確な検査ができ無かった場合、状況によっては生産ラインを停止させてしまう恐れがあります。 これらのことから、被検査基板毎に信頼性を担保した設計を行っております。特に重要なポイントは下記の4つです。

・耐久性並びに接圧を考慮した接触プローブの選定

・検査治具のノイズ対策の実施。

・高繰返し耐用回数

・インターロック機能の採用

ポイント③:長期間の運用を見据えた「メンテナンス性」

基板検査治具に採用した部品においては、長年お使い頂く中で、寿命となる部品もございます。これらの部品は設計段階から把握する事により、検査治具設計を行います。また、お客様とお打合せの上、有寿命部品を予備部品として付属納入させて頂くご提案等もさせて頂いております。

【メンテナンス性を高める要素】

・メンテナンスが容易な筐体設計(メンテナンス部に容易にアクセスができる構造、部品の交換が容易な構造)

・お客様の要求レベル(仕様)の把握(過剰になりすぎないことやコスト面を考慮)

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基板検査治具設計においては、被検査基板を損傷させない安心設計、信頼性、メン
テナンス性など、さまざまな要素を考慮する必要があります。これらのポイントを
押さえた設計を行うことで、信頼性の高い基板検査治具の製作を実現し、長期間に
わたって運用し続けることができます。

基板検査治具の設計・製造に関してお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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